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【ユース大会】キャプテン霧雨52【いよいよ開幕】
[412]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2010/06/12(土) 20:48:34 ID:???
ヘルナンデス「(……何か落ちたぞ?…写真!そうか、やっぱり…)あれ?」
彼のポケットから落ちたもの、写真を拾いその中身を検分する。
しかし、その写真はヘルナンデスの期待したようなものではなかった。
数年前のものだろうと思しき写真には、幼き頃のロリマーと、隣に佇むシスター服の子供が映っていた。
信じられぬものを見たとばかりに、ヘルナンデスの目が見開かれる。
ロリマー「何をごちゃごちゃと……お前!!」
ヘルナンデス「す、すまん!落ちたものだから…つい」
ロリマー「返せ!」
ヘルナンデス「返す、返すが……聞いていいかい?…この子は?」
ロリマー「………俺の初恋の子だ」
恥ずかしそうに俯きながら、写真をヘルナンデスの手から奪い取るロリマー。
その顔、返答に、ヘルナンデスはおやっと思ったが、それは追及しない。
ヘルナンデス「どこの子なんだい?」
ロリマー「昔…アメリカに旅行した時に出会ったんだ。俺は今まで、彼女以上に美しい女性に会ったことがない」
ヘルナンデスの人徳か、その優しげなオーラによるものか。
ロリマーは、思わず素直に写真の子のことについて正直に話してしまう。
ちらりとイタリア人の様子を見ると、彼は戸惑ったような表情を見せていた。
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0ch BBS 2007-01-24