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【挑め強豪たちよ】幻想のポイズン36【魔王反町に】


[387]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/06/15(火) 18:27:40 ID:???
>F.カウンター狙いだ。3人のFWだけを前に置いて、他の皆は下がり目の位置にいよう。
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反町「幽香さんの言う通り、相手が遮二無二になって攻めて来るのは間違いない。
   ここは俺とリグル、そして橙を前線に置いて残ったメンバーが深めの位置を守り。
   カウンターでもう1点を取る事を心がけよう」
橙(今度こそ私が得点するのにゃ……! 前の大会では最後までノーゴールノーアシストだったし。
  今回の大会では、数字に残る形で結果を出さなきゃ……!)

反町の指示を受け、一同は一つ頷くとそれぞれのポジションに戻り試合再開を待つ。
一方、反対側の守矢フルーツズ側はというと……。
前半開始僅か25分で早々に失点をしてしまったという事で、やはりムードは良くない。
何せ守矢フルーツズの売りは、萃香と早苗を中心とした守備力。
だというのに、反町ではなくリグルを相手にして早々に失点してしまったというのは一同にある種のショックを与えていたのだが……。

早苗「……まだまだ、試合はこれからですよ。 前半も20分は残っています。
   さぁ、もう一度攻撃をお願いします、皆さん」
神奈子「早苗……」

そんな中、あくまでも気丈に振舞っていたのは点を決められてしまった張本人。
この場において、一番辛い立場である筈の早苗であった。
微笑の中に僅かに残る悔しさを表情に浮かべつつ……早苗は一同にまだ試合はこれからだと鼓舞しつつ。
ゴールに入ってしまったボールを拾い上げると、ポンと叩いて天子へと渡す。
確かに前半の時点で、反町ではなくリグルを相手に失点をしてしまったというのは早苗のプライドをズタズタに引き裂いていた。
この大会の為にと習得した奇跡のセービング――みらくるセービング・改が通用しなかった事に焦りも感じている。


0ch BBS 2007-01-24