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【挑め強豪たちよ】幻想のポイズン36【魔王反町に】


[388]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/06/15(火) 18:28:40 ID:???
早苗「ですが……オータムスカイズがこれ程までに強い、という事はわかっていた事です。
   そう簡単に勝利が出来るような相手ではないのは、わかりきっていた事なのです。
   1点ビハインドというのもある意味では必然……ですが、まだ勝敗が決まった訳ではありません」

前回の大会、3−0という屈辱のスコアで敗戦してしまった早苗。
この程度の苦境――リグルにも点を取られてしまう可能性というのは、勿論想定してあった。
だからこそという訳ではないが、その心に圧し掛かるショックは比較的軽く……。
まだまだ試合はこれからなのだ、と一同を鼓舞し、奮い立たせようとする。

早苗「試合は始まったばかりです! 諦めるような時間なんかじゃありませんよ!」
神奈子「……そうだね、早苗の言う通りだ。 さぁ、こっから気合を入れていこう!」
諏訪子「あーうー。 私達だって練習してきたんだ、負ける筈はないよ!」
天子「この私がカカッと同点にしてきてやるわ。 流石に天人は格が違った!」

早苗の言葉を聞き、一同は口々にとにかく前半で1点追いついておこうと言いつつ。
それぞれゴール前から散らばり、ポジションに付き始める。
そして、萃香もまた頭をかきながら瓢箪を呷り、自身に割り当てられたポジションに向かおうとするのだが……。

早苗「萃香さん! あなたは怪我の治療に行ってきて下さい!」
萃香「ありゃ……バレてたかい」

先のリグルのシュートで吹き飛ばされた際、頭部を強打してしまった萃香。
その吹き飛ばされた萃香を一番近くで見ていた早苗はすぐさま萃香に治療に向かうよう言い……。
萃香は小さく溜息を吐き、頬をかきながら困ったような笑みを見せて返答をする。

萃香「うーん……この程度の怪我は正直、問題なんて全然ないんだけど……」
早苗「駄目です。 試合もまだ序盤なんですし、この試合に勝った後は博麗連合と紅魔スカーレットムーンズとの試合があるんですよ。
   大事を取って、治療に行って来てくれないと困ります」
萃香「そうは言うがねぇ……お前さん一人で、守れるかい?」
早苗「………………」


0ch BBS 2007-01-24