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【挑め強豪たちよ】幻想のポイズン36【魔王反町に】


[985]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/06/26(土) 18:06:45 ID:???
佐野(……でも、反町さんだって今じゃ押しも押されぬスーパーストライカーだ。
   あの反町さんでも活躍できるんだ……俺が出来ない筈がねぇ)

そんな佐野の心の支えとなっていたのが、既に幻想郷で知らぬ者はいない程にまで知名度を上げ。
シュート力だけならば既に幻想郷No.1となっていた反町の存在だった。
何も知らない者が見れば、反町は最初から才能に恵まれていた存在だと思うかもしれないが……。
しかし、全日本Jrユース時代の反町を知る佐野はそれは間違いであるという事を知っている。
全日本Jrユース時代の反町は、あくまでも日向・来生の二人に次ぐ第3FW。
何でも器用にこなすが故に使いどころがなかった、帯に短し襷に長しなFWだったのだ。

佐野(ここに来て才能が開花したのか、努力が実ったのかそれは知らない……。
   だけど、あの反町さんでも活躍が出来るって事は俺にだってチャンスはあるんだ。
   こんなところで燻ってられねぇ……!)

密かに野心を燃やしつつ、更なる技術の向上を胸に誓う佐野。
今はまだ反町には及ばずとも、しかし、いつか必ず反町と同じ舞台に立ち……。
そして、必ずや勝利をしてみせると決意するのだが……。

魅魔「さて、それじゃあ佐野、そろそろ行こうか」
佐野「へ? あ、ああ……もう暗くなってくるし……そうですね、帰った方がいいッスね」

魅魔が声をかけ、正気を取り戻した佐野は愛想笑いを浮かべながら立ち上がり。
尻についていた砂を払いながら、魅魔と共に命蓮寺へと帰ろうとする。
そして、二人はそのまま何事もなく命蓮寺の前にやってきたのだが……。


0ch BBS 2007-01-24