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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】
[210]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/06/25(金) 00:15:17 ID:???
この土壇場にきて、萃香チームには不運があった。
妖精の中で、あらゆる意味で別格、破格なのは氷の妖精だが、その他の妖精も言ってみれば五十歩百歩の刹那主義。
思慮深いや引っ込み思案な変わり種の妖精もいるが……指令を出せる程のオツムを備えてる妖精など極稀だ。
ゾンビフェアリー五番「抜いてゴールを決めるの……!?」
ガメゴンa「ガメエェーーーーー!!!!」
松山「(ひょっとしてダメーとかけた?)」
ゾンビフェアリーのドリブルの警戒を指示され、近い位置にいたガメゴンaの気合満点のタックルに五番は撃沈した。
思わぬ展開。流石に予想できなかったと勇儀は蒼白になる。もっとも怒りの為な様子でくっきり青筋も浮かんでいる。
勇儀「な……ぬぁ……っにを……やってるんだいこの妖精!! 攫って喰っちまうよ!!!?」
ゾンビフェアリー五番「えへへ〜ドリブルゴールだぁ〜……がく」
勇儀「っくぁあ〜〜〜っもう! 勝負は水物っていっても何でここで妖精がボールを持っちまうんだい!?
魔物か何かが突然こっちを向いて微笑んだ気分だ……っく!」
裁判官ならば、幾ら何でもPAから遠い位置からドリブル開始などして、奪われるリスクは冒さなかったろう。
だが愚痴など後で幾らでもできる。ここはボールを奪いに行こうと勇儀が向かいかけるが……。
既に松山から指示が出されてた為、速やかにボールはガメゴンbに回され、高い位置で保持していた。
松山「予想外のラッキーもあってすんなりボールを奪えた!!
(だが、もうロスタイムに入って1〜2分は経過したろう。こうなれば負けはないが――どうする!?)」
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0ch BBS 2007-01-24