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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】


[249]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/06/26(土) 22:42:55 ID:???

声援の効果 →  クラブ6
クラブ→ 松山「(幻聴だなきっと。もっと尖らせて試合に集中するんだ!)」


懸命に走り、最後の攻撃に打って出た松山の耳に届いた、どこかで聞いた覚えのある声での声援。
しかしプレーの最中。 ましてや復活した大歓声の中では、完全に聞き分けることは難しく……。

松山「(うん、空耳、だよな?
    誰かに声援送るタイプじゃないし。 暢気にお茶啜りながらよくやるわね〜って寛いでるタイプだよな?
    第一それ以前に神社で見送られたんだ。 地底に来てる筈がない。
    こんな幻聴聞き拾うなんて、試合が終わりそうだからって弛んでる……! 集中だ集中集中集中!)」

自分の叱咤材料に変換して、誰かの応援する声を空耳で片付けてしまう松山。
最も間近で、その心を悟ってシャンハイがひっそり息を吐く。

シャンハイ「(光様は……例えば過去に、内気な女の子のサインとか、大きな転機を見逃すタイプなのかも。
       お傍にいる私が、そうした見逃しされないよう注意してなくっちゃ)」

チューンされたシャンハイの感覚や五感は、人間よりも発達しており、声援の主の場所までも視認に成功していた。
流石の朴念仁振りを発揮した松山のことを案じながら心に新たな誓いを立てる。
そして声援の主含めた観客席では……

??「おやおや? 何かに気づいた素振りもなく。どーやら空耳か何かで片付けられちゃったみたいですねぇ」
??「(だー何だか勢いで応援しちゃったけど……妙な真似するもんじゃないわね……)喉乾いた。お茶まだある?」
??「はい。 まだ熱いですよ。 それじゃ静かに試合の終わりを見守りましょう」

こうして巫女装束の娘も席に戻り、通常の観戦モードに戻った華やかな面々。
その頃、ピッチでは、萃香チームの中盤に残る選手らが、ガメゴンaに向かってボール奪取に群がってきた。



0ch BBS 2007-01-24