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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】


[343]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/06/28(月) 23:01:55 ID:???

その"時"ふしぎなことが起こった!? →  ダイヤ9
ダイヤ→ 松山「(何だ……?周りの何もかもが灰色に停滞していく……!?)」


ピッチの上に鮮明に浮かんだその道をドリブルで進んでる内に、松山は奇妙な違和感を覚えた。
違和感の正体はすぐに知れた。 自分がボールを蹴る音の大きさ。
そう。 他に全く音がない。 試合終了間際というのに、盛り上がりの歓声さえもが全く聴こえて来ない。
ふと気付くと、鮮やかな緑の芝も、バックスタンドもメインスタンドも、熱狂する観客達迄全てが白く染まっていた。
目につく全てが、静謐なまでの白色。コーティングされたかのように全てが停止してる事に気付き愕然と足を止める。

松山「……!?」
シャンハイ「ひ、光様、計測しましたが、周辺一帯で動いてる物体が皆無です! これって、え、光様!?」

しかし松山は、心のざわめきもシャンハイの言葉にも構わず、ドリブルを再開させた。
怪異的現象に取り込まれたと認識してはいても、畏れが湧くより、この事態は活用するべきだと本能が訴えていた。
全てが静止する中、松山はPAに入ると、そこで無言を止めて口を開き言う。

松山「大丈夫だシャンハイ! 俺も事態は掴めてないけど、すぐ元に戻るってわかるんだ!
    だから今は……!」



0ch BBS 2007-01-24