【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】

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[402]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/06/29(火) 22:53:30 ID:???

実況『試、合、終了ーーーーーーーーーーー！！！！！
　　　とうとう90分で決着つかず！！！松山チーム最後の攻撃も実らず、2-2！同点で幕を閉じました！！！』

審判の笛が鳴り、静けさはたちまち大歓声に破られる。
前評判の悪い地霊殿と、鬼二人を擁するチームとで同点というスコアに、観客達の反応は真っ二つに分かれた。

観客「引き分けか～。だが地霊殿がこんな競った試合するとは」「ああ、思ったよりずっと見応えのある試合だった」
　　「ちっきしょう！大穴狙やよかったぜ！ああ店の予約取り消さんと」「情けねえ！大勝したチームに同点かよ」

地霊殿は善戦したと称える声、好ゲームと評する声もあれば、しまらない試合と揶揄したり不甲斐ないと罵倒する声。
ピッチに佇む選手達は、結果を受け止めてそれぞれの感想を洩らした。

お空「引き分け？あとちょっとなのに勝てなかった……。
　　　核の力を得た私がもっと早く出場してれば勝てたかもしれない！うにゅぅ～～～～～～！！！」

ヒーバード「ｲﾔｲﾔｿﾝﾅｺﾄﾅ～ｲｻﾞ～ﾝｽ! ﾅｲｽｱｼｽﾄﾀﾞ～ｶ～ﾗ～! ｼｶﾞﾐﾂｲﾃﾌｯﾄｳﾔﾒﾚ……ｵﾚｼｬﾏｼﾞｮｳﾊﾂ、ｱ゛ﾂﾞｱ゛ｱ゛ｱ～～～～～」

マッキー「むいむぃ～！(みんなよく頑張ったよね！実力以上のものを出せたし！さとり様も褒めてくれるよ！)」

??「私がいなくて他のみんなだけで鬼と同点……喜ぶ気持ちはある、だけどうかうかしてられない！」

地団駄を踏み、膨大な熱を撒き散らし始めたお空はヒーバードに任せて、ペット達は飛んで跳ねて喜びを分かち合う。
そして松山は、ポストに弾かれたボールのところへ歩くと、無意識の内にゴールの方向へチョンと蹴った。
転がったボールはゴールラインは割らずに、誰かの足に当たって止まる。近づいてきてたのは……萃香だった。

萃香「終わったね……。光さ、あ～その何から言うべきかな……うぃっく！
　　　とりあえず……お疲れさんと言っておくよ」
松山「萃香さん……俺は」

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0ch BBS 2007-01-24