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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】


[415]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/01(木) 00:43:20 ID:???

松山「(小さい……こうして握ると、俺の手で包み隠せる位に。
    そうか……合点がいった。 萃香さんが試合中、一度もキャッチングを使用しない理由、その謎が解けた)」

シュートの威力は怪力でいくらでもカバーできるにせよ、この手の小ささではボールをキャッチするのは難しい。
巨大化したなら可能だが、今度は逆に萃香の掌がボールをすっぽりと覆い隠してしまうのだ。
強く握り拳を作り、パンチングで弾く……。
その怪力で弾き飛ばせば、セカンドボールもハーフラインまで飛ぶが、相手に競り合いで拾われる可能性は付き纏う。

萃香「……〜〜〜」
松山「(パワースピードテクニックに、経験も豊富で判断も持久力も優れてる……。
    だけど完全無欠で、難攻不落というわけじゃなかったんだ。試合中にそこを見抜けて作戦を立てていれば)」
萃香「そろそろ手、離して」
松山「は? ……あ、ごめん!」

萃香の手を握ったまま、その部分に目を落とし考え事に没頭していた松山は慌てて話して無礼だったと詫びる。

萃香「女の手を握ったままぶつぶつと呟くって、どっかの町で蔓延ってる噂の殺人鬼みたいだねぇ」
松山「そそそんな物騒なことは考えてないっ! 俺が考えてたのはサッカーのことだ!」
萃香「……は〜〜。これだけタフな試合終わってまたすぐサッカーのこと? で、どんなことさ?」

言われて数秒、虚空に目をやってから上手い答えを探ると、松山はこう答えた。

松山「萃香さんの手は……ちっちゃいなと」
萃香「ぷっ、ははっ、何だいそりゃ。変な奴だね、全く! あははははっ!」
シャンハイ「(光様は……もしかしてちっちゃい手が好きなんでしょうか? コアメモリーに刻んでおかなきゃ……)」



0ch BBS 2007-01-24