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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】


[443]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/02(金) 00:17:39 ID:???

萃香「約束守るの簡単じゃないって顔だね。
   ……それでいいよ。
    曲者揃いな幻想郷の妖怪達に神様連中が相手なんだ。 光がどんな頑張ったって勝ち続けるのは難しいさ」
    ――だけど安心おし。 なんたってあんたにゃこの私、鬼の四天王・伊吹萃香が力を貸すんだから!」

目一杯明るく、清々しく……そして頼もしく響く声がハッキリと宣言をした。
松山が両目を一杯に見開き、萃香を凝視してしまう。

萃香「約束についても、今は答えなくていいよ。
    それは口頭じゃなく、実際の……光の行動で示してもらう。一蓮托生、一緒のチームになるんだからね!
    さて、そろそろ私に使う時間は無くなってきた頃か」
松山「へ? ぎゅっぺ!?」

萃香が左手を伸ばし、松山の顔を無理矢理ピッチの特定の方角へと向かせる。
視線が向いてしまった場所には、星熊勇儀が仁王立ちしていた。
眼が妙に厳しく、口元は苦虫を噛み潰した様に歪んでいるが、松山と目線が合っても背けたりはせず堂々としている。
萃香のあっけらかんとした、「行っといで」の一言に頷いて、松山は勇儀に向かい歩き出した。
周囲には、もうペット達も殆ど姿が見えなくなってる。スタジアムも空疎な雰囲気に包まれ始めていた。

勇儀「……よ。 そこそこは楽しめた試合だったよ。 私に何か用があるのかい?」
松山「用事か。それは……」



0ch BBS 2007-01-24