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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】


[544]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/05(月) 23:45:24 ID:???

A 控え室に戻る


雛と別れてから、松山は……シャンハイに浮かんだ疑問を訊ねてみた。

松山「なぁシャンハイ。ひょっとしたら鍵山さんが来てたこと知ってたのか?」
シャンハイ「あ、ハイ。観客席で応援してた人の隣に見つけました」
松山「ふーん。まっ何はともあれ教えてくれてありがとうな!」

こうして観客席に出てこなければ、雛とは出会えず勧誘どころか敵として再会してたかもしれない。
主人から感謝の言葉をもらって、シャンハイはとても嬉しそうに微笑みを見せた。

シャンハイ「(よかった。光様の見逃しをちゃんとフォローできて……)」
松山「そろそろ控え室へ戻るか」
シャンハイ「そうですね。(光様のこと、トラブルが起きないとも限りませんし……)」

荷物や倉庫の壷も置いたまま着の身着のままで出てきてしまった松山は、安全を考えて散策を中断。
厄の神様の加入を喜び、疲れた足も心も軽く、控え室へ戻ろうとする。
その時、売店で調達できる缶焼酎片手に陽気に語る観客の声が聴こえた。

観客「ぷっふー予想以上だったぜ地霊殿は!」「これでまださとり様やお燐は出場してないし、層が随分充実したな」
   「ユニークなペット共は見てて楽しいしな!」「次の試合も近々だそうだが……期待できそうだ」

松山「(……? 次の試合? 守矢カップの事……か?)」

多少気になったが、話してるのは妖怪に違いなく、自分から接触する愚は冒さずに松山はそこを後にした。

松山「(少年移動中と……) 控え室のドアが見えてきたな。まだみんないるかな……?」



0ch BBS 2007-01-24