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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】
[606]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/07/09(金) 00:57:17 ID:???
その際、呪詛に近い恨み言を浴びせられたとポツリと言って、ピルロはそれきり黙って、足音が響くだけとなった。
そして控え室へ到着すると、さとりだけでなくこいしもいて、その後ろに見知ったペット達が並んでいた。
さとり「おかえりなさい。どうやら首尾よく見つけられたのですね」
こいし「起きたら知らないとこで寝かされてて吃驚したよ。 試合も引き分けだったんだってね」
お空「うにゅ……」
???「……」
松山「(ん? 見慣れない子がじっとこっち見てるが?)」
赤い髪の女の子の睨め付ける視線が気になり、一歩近寄ろうとすると……。
猫科の動物じみた素早さで動く石像の後ろに隠れて、眇めた目を見ると、松山を観察値踏みしてるように見えた。
対応に困ってさとりを見るが、心の声は聴こえてる筈が素知らぬ顔でピルロと何やら話をしていた。
さとり「わかりました。 貴方を警戒するペット達もいるでしょうが、問題を起こさぬ限り数日間の滞在は認めます」
ピルロ「(妙に心に波風を立たせる女だな。 見透かされてるような……)ふん、有象無象相手に剣を向けたりはせん」
さとり「(彼を護衛に……戦力的には賢明な判断ですが、もう少しマシなアテはなかったんでしょうか?)」
微妙に刺々しい、互いを牽制し合うような会話を終えると、さとりが松山に話しかけてきた。
さとり「もう忘れ物はないですね? それでは地霊殿に帰……」
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0ch BBS 2007-01-24