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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】


[617]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/09(金) 23:50:00 ID:???

紫「これで落ち着いて話ができるわ。無意識にも聞き耳たてられないし一安心ね」
松山「(毎回こうされる度思うが……拒否権や立場に斟酌することってあるんだろうか)」
霊夢「博麗の巫女の前で堂々人攫いして挙句私まで攫うとは良い度胸じゃない表出ろてか出しなさい」
シャンハイ「あ、あのそんな喧嘩腰では……」

半ば諦観混じりな嘆息を零す松山。 一触即発な霊夢と、彼女を宥めるシャンハイ。
だが状況の作り手な張本人は、愛想よく笑ってはいるが反省色は微塵も見せず、沈静化も待たず朗々と話しはじめた。

紫「さて、それじゃね、本来地底の妖怪と関わりを避けたい私が霊夢を連れてきた理由から……。
  ん〜平行世界と時空の分岐のお話から始めるのが、一番スムーズにいくかしら?」
松山「い? いやいやいや!? ちょっと待った! んなこの状況と全然関係ないSF講釈なんて始められても困――」
紫「それが関係あるのよ。 ふぅ……私としては、この件に霊夢は噛ませたくなかったのだけどね」
霊夢「……」
紫「判り易くするのに、松山君に身近な……北海道のある中学校の話をしましょうか。
  劣悪な環境で他県の選手の何倍もの努力を重ねながら、一度も優勝の栄冠に輝けなかった男の子の話ですわ」
松山「な!?」

話の繋がりが全く読めずに、松山は絶句してしまう。
しかし紫は聴こえなかった振りをし……松山を放置して何故か霊夢とシャンハイに確認を取ったりした。



0ch BBS 2007-01-24