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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】
[640]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/07/10(土) 22:25:26 ID:???
B 地底の妖怪退治について訊く
紫「サッカーでやっつけるの。 そうすれば忌まわしい地底の妖怪も大人しくなって解決、連れ出すにも異変なし〜♪」
松山「……………………………………………………………………………………」
さっきまで多大なプレッシャーを与えてきた妖怪とは思えぬ気楽な口振りに、松山は眩暈さえ起こした。
松山が率いてきたふらのが、必ず負ける宿命を義務付けられてるとの話を刻まれただけに、この変化に順応できない。
つっけんどんな口調で、霊夢が割り込みを入れた。
霊夢「やっぱり大したことないじゃない。 地上で変な気起こさない様、けちゃけちゃに倒せばいいわけでしょ?
それなら私まで巻き込んで、こんなまだるっこしいことする必要ないじゃない!」
紫「あら、建前を軽んじるのはよくないわ。
問答なしで倒せば良いのは同意なんだけど、則らなければいけないルールがあるのよ。
新しい勢力が幻想郷に台頭する境目には、異変解決の専門家が居合わせ、一口噛んでなければ幽玄を乱してしまう。
特に……地底の妖怪の絡む事には、霊夢か魔理沙か、どちらかでないといけないのよ」
霊夢「何言ってるんだかさっぱりわかんないわ」
花が咲いた様な笑顔ながら、三行に縮めて簡潔に喋れと非難を込めた霊夢の表情に、紫はわざとらしく嘆息した。
紫「はぁぁ。いいわ。話がくどくなると横柄な巫女に年寄り扱いされそうだし。
つまり、松山君には地底にいる間にもう一試合してほしいのよ。 相手は勿論、地霊殿の妖怪やペット達ね。
この話は、向こうでも地霊殿の主人から伝えられてる筈だから、松山君の返答次第になるわ」
松山「……断ればどうなるんです?」
紫「どうもしないわ。 貴方の代わりに霊夢を行かせて、弾幕ごっこで地底の妖怪を退治するだけ。
その場合、試合はしなくて済むけど、全てが上手く運ぶとは限らないわね。
決断の前に聞くけど、私の話はちゃんと伝わったかしら?」
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0ch BBS 2007-01-24