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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】


[683]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/11(日) 23:54:26 ID:???

紫「あ、ちょっと待ちなさい。松山君にはまだ話が残っているの。
  大事な話よ。 霊夢、その人形も一緒に外へ連れ出して頂戴」

紫が今になって思い出した風に松山だけを引きとめると、片足を外に出しかけてた霊夢も半眼で振り返った。
シャンハイは、松山の肩近くからスキマに引っ張り込まれて、霊夢の肩に転がりだされてしまう。
一斉に集まる非難めいた三様の視線に、紫はしれっとして答えた。

紫「取って食ったりしませんって。 松山君には食用より他の価値を見出してるの。天地神明に誓ってもいいわよ?」
霊夢「妖怪の癖してそんな誓いをたてるから胡散臭いっていうのよ。まぁいいわ。じゃ、先行ってるから」

口こそ悪いが、霊夢は紫には信頼を寄せてるのか素直に納得しシャンハイを引っ張って外へ出ていった。

紫「あ、そうそう。 さっきの雪国少年の恥ずかしな過去部分。 聞きたければ地霊殿の主人に聞くといいわよ〜♪」
松山「な―――っ!!!?」

スキマの閉じる刹那だったので、聴こえたかどうか解らないが、松山は冷や汗混じりで紫に抗議の視線を向けた。

紫「だいじょうぶだいじょうぶ。『あの子達』達観して見えて初心だもの。殿方の過去をほじくる度胸そうないわよ」
松山「(思えば幻想郷にきて……記憶覗かれるわ部屋にはスキマ開くは、紙過ぎるだろ俺のプライバシー……)」

今になって思い悩む傍らで。開いてたスキマが完全に閉じ合わされると、紫が空間内に椅子を引っ張り出して腰掛けた。



0ch BBS 2007-01-24