※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】


[699]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/12(月) 22:57:47 ID:???

A 時間を操る能力を今の状態で固定してもらう


紫の語る――松山の身に生じてた異変。
それについて八雲紫曰く、地底の瘴気や濃密な妖気に長らく浸されたのが原因と見てるらしい。
しかし起因が何であれ、松山に歩む未来を揺るがす決定が迫られてる事だけは確かだった。

松山「……」

時間を操る程度の能力。
紅魔館のメイド長程、自在に操れば、時を巻き戻すことはできないが、加速や空間拡張を可能とする最高に稀有な能力。
そんな能力が身につく幸運とあれば、興奮と歓喜に眩暈を起こす者もいるだろう。
しかし大きすぎる力はギフトであり時にカースにもなる。
松山にとってとても大きな取捨選択。 押し黙って苦悩の末に……こう口にした。

松山「俺は……やっぱり、どんだけ便利でも、人間の常識を超えるみたいな力は欲しくない」
紫「そう……」
松山「だけど、その能力が俺に芽生えたものてんなら、潰してしまうのも嫌だ。 だから……」
紫「つまり中間のAプランを選ぶということね。
  出来なくはないけれど……双方のいいとこ取りは、どちらか片方選ぶより得られるモノが少なくなるわよ?」

軽く戒めるみたいな言葉を投げかけて、紫は優雅な動作で立ち上がると、松山の正面に立った。
屈む形になると、見た目松山より年下、スレンダーな体型の割には豊かなふくらみがゆれ、金糸の髪が泳ぐ。
そして……八雲紫の右の手が、松山の胸部に触れた瞬間、紫色の発光現象を起こすと共に指先が沈み込んだ。



0ch BBS 2007-01-24