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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】


[715]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/13(火) 00:33:15 ID:???

A 1秒の時間停止で、シュートコースやパスコースを見つけられる。



紫が提示した使用法とは、どれも実効度が高いが、能力使用時に極度の集中を要求され負担が激しいものだった。
悩んだ末に、松山は素のままで使用できるに留めた。

紫「わかったわ。 慣れるまではそのほうがいいでしょう。
  成長はしないけど、熟練していけば停止できる時間内で出来ることは増えていく。
  今のままでも、紅魔館のメイド長の能力や、天才の仕掛ける罠にだって対抗できる筈だわ」
松山「一秒、それだけでも判断の時間がもてたら、オフサイドのラインを看破したりフリーの味方を探せるってことか」
紫「それに、すましたメイド長のアドバンテージを無力化できるわ。
  貴方の時間は私のもの〜なんて余裕綽々で端正な顔が、埴輪みたいになっちゃうんじゃないかしら♪」
松山「(性格悪っ!)」

心底、その光景が愉しみで堪らないところころ笑う紫に、心から戦慄しながら松山は、今度こそ空腹を訴えた。

紫「そうね。長くなっちゃったし、お外も宴もたけなわかしら。
  地霊殿との試合、楽しみにしてるわ。じゃあ、ね♪」

鋭利なナイフで切り裂かれた様に、椅子に座った松山の背後にスキマが開く。
急に背後から見えざる手に引っ張られた様に、後ろに倒れた松山はそのまま外界に放り出された。
スキマが閉じる一瞬前、紫の手を振る姿を目に焼き付けて、後頭部を打ち付ける。



0ch BBS 2007-01-24