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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】
[774]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/07/15(木) 23:05:17 ID:???
A 食べる
松山「(これは……多分、間違いなくこいしちゃんからの好意の申し出だよな。
少し気恥ずかしいが、突っ撥ねるのもどうかと思うし……っえぇいっ! 全ては食べた後!)」
頬に少しの火照りを感じながら、覚悟を決めて松山はスプーンの中身を含み、プリンを味わう。
流石、今回デザートに用意されてるだけあって、きめ細かい舌触りに松山は目を細める。
こいし「どう? 美味しかった?」
松山「あ、あぁ! 凄く美味しかった! な、なぁもう一口……」
プリンの甘さが心地よかったあまり、今度は自分ですくって食べたいと要求する松山。
しかしこいしは、プリンを大事そうに胸元に寄せると、クルンと背を向けてしまった。
こいし「ぶっぶー! 後は全部私のだもん。 お姉ちゃんの大好きプリン、二人で食べれば怖くない!」
松山「な、ぁ――――――!!?」
こいしの返しに、素っ頓狂な声を上げてしまう松山。
が、全然構わず関係ありませんとばかりに、こいしはプリンを宝物を扱うように丁寧にすくって口に運ぶ。
綻ぶ幸せそうな横顔を身ながら、松山は少し肩を落とした。
こいし「ん〜♪ ほんと美味しい! 飲み物にカレー渡されたみたいだったけど、そんなお姉ちゃんに感謝だね」
松山「(う、もう一口食べたかっ……待て間接キ、い、いや相手は年下だっての)」
*こいしの好感度が上がりました。
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0ch BBS 2007-01-24