※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】


[802]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/17(土) 23:05:45 ID:???

僕達は皆忘れていた彼女のこと →  ダイヤ3
ダイヤ→ 霊夢「ふ〜ん……」シャンハイ「(あ、頬緩んでますね)」



確認を、でなければ好い反応を期待した松山だったが。
霊夢はただ、チラリと松山の顔を一瞬見、「ふ〜ん……」と気のない相槌だけして、食事に戻った。

松山「(素っ気無いな……やっぱり俺の勘違いだったのか?
    空耳で片付けた時も思ったが、観客席から声援送るなんて……どう考えても霊夢さんのキャラじゃないしなぁ)」

そういった方面、人との関係に傾ける情熱は、霊夢からは皆無といっていい程感じたことはない。
それでも。 鮮烈な印象を与えてくる巫女の声を聞き違えたなどと、それはないと心のどこかで松山は確信をしてる。
だが、それも……あくまで自分の内面であり、実際の霊夢がこうも普段通りでさばさばした対応取られるとあっては。

松山「(自意識過剰な思い込みてやつか……? くっ、浮ついた期待で誰かに勝手なイメージを塗り重ねるなんて……)」

質実剛健とは程遠い。 気の弛みを痛烈に罵倒して、松山は視線を床の足先に一度落とす。
そこで控えめに、間隔を置きながらシャンハイが右の頬をツン、ツン……と軽く突いてきた。
沈んだ目と、パッチリ開いた目とが合わさると……。
早くグッドニュースを届けたいというシャンハイが、気持ちをダイレクトに言語化して伝えてくれた。

シャンハイ「(ガッカリすることありません光様。 霊夢様……内心すごく喜んでます♪)」

背を向ける一瞬前に垣間見えた霊夢の横顔。
松山には気付けるゆとりはなかったが、霊夢が頬を緩めて快晴の笑顔を浮かべる直前を、シャンハイは確かに見ていた。
その顔を見られるのを面映ゆいと考えたかは、預かり知るは本人のみだが、僅かに赤い耳のまま霊夢は食事に戻った。


*霊夢の評価値が上がりました。好感度が大きく上がりました。



0ch BBS 2007-01-24