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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】
[857]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/07/23(金) 01:52:18 ID:???
勇儀「ほーう……パルスィの奴を相手に。妖怪退治が堂に入って見事なもんだ。
あの巫女が、萃香が気に入ってるっていう人間の片割れかい?」
萃香「そうそう。 んでもね。 光や霊夢の他にも地上には面白い人間がわんさかいるよ。
勇儀に会わせるつもりだった魔法使いとか、時間を止めたり吸血鬼に使えてる極めつけの変り種とかさ。
サッカーだけでも、ボールに蛇でも乗り移らせたようなシューターとか、雨天で大化けする独逸人がいるよ」
酒の席での友人との語らいは、萃香をひたすら饒舌にした。
地上に戻った萃香が見聞きしたこと、刺激的な話が進むにつれ勇儀の目も好奇と意欲で満ちてくる。
勇儀「血気盛んな妖怪連中だけじゃなく、私と力比べさえできそうな魔法使いに、特異な人間達に神様もか。
聞けば聞くほどそそられるねぇ。 ああ、私もいつまでも地底でのんびり構えちゃられんか」
萃香「…………あのさぁ、勇儀」
勇儀「それ以上はやめときな萃香。 気持ちを定めたのに、ほじくり返すのは野暮ってもんさ」
萃香「……ん」
友人の意図を把握しながらも、未練を断ち切る様に勇儀はやんわり遮った。
それ以上は萃香も言及せず、沈黙が満ちると、発見されて以来ずっと付き合わされてた射命丸が記者モードで質問する。
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0ch BBS 2007-01-24