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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】
[928]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/07/29(木) 00:49:03 ID:???
松山「(その頃からか? 東風谷さんとどんどん疎遠になって……気まずくなって。 何を考えてるのかも掴めなくて。
物陰で聞いた。俺はキャプテンとして相応しくないと思われてたこと。
紫さんにどこか連れていかれたり、萃香さんと会って一緒に迷宮行ったり……そうしてる内にどんどん)」
きちんと話し合う機会はあったが、擦れ違いは深まるばかりで悪化の一途を辿った。
そして……松山は決断した。自分の気持ちに正直になり、守矢を離れて自分自身の戦いを始めることを。
松山「そうやって守矢の庇護下を離れる決意をした。 それからも紆余曲折あってこうして地底に来ているんだ。
だけど……思えば、たった一人俺のこと見送ってくれたフライハイトは以前のままだったな」
匿った時、快くレシピを渡してくれたり、阿求の練習でアドバイスを呉れたり。
守矢イーグルスのキャプテンでいられた最後のパーティーの席で見た彼と、全く変わらず接してくれた。
松山「(フライハイトだけじゃない。 ほとんど喧嘩別れになってしまった東風谷さんだって。
お店での冷たい態度……氷柱みたいに突き刺さる視線。
正直……俺からも自然と避けるようになった。 喋るのもきつくなった。
でも、あの時。 刺々しかったが、守矢に帰って来いと東風谷さんは言った。
断るしかなかったが、私情を殺して幻想郷に一人でいる俺を守矢神社に戻そうとしてくれたんだよな)」
こうして、大分時間が経って、落ち着いて思い返すと松山は、そこに早苗の以前と同じ優しさがあったことを知った。
悟るのに時間がかかったし、当時は感情をコントロールできず、松山からも言葉を荒げきつい態度を取ったが。
しかし松山も早苗も十代の少年少女。
ましてお互い引けない異なる理由を背負ってるからには、衝突するしか術がなかったのかもしれない。
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0ch BBS 2007-01-24