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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】


[981]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/30(金) 18:30:02 ID:???

松山「ああそれじゃ開陳するな?
最初に思いついたことは……守矢の不安を煽るために一回戦から工作を開始する!
    控え室の前に穴の開いた紙コップを、わざと見つかるように置いておくんだ!!!」
シャンハイ「……ほぇ? あ、あの……?」
松山「最初は盗聴を実際やってみようと考えたが……それは拙い。
    フライハイトが目敏く見抜くかもしれないし、見つかって守矢なんかの為に破滅はしたくないしな!」
シャンハイ「あの……光様? 裏工作というのは……悪い噂を天狗さんに流してもらったり。
       イメージを落とす捏造写真を信者さんに見せたり、ドリンクに危ないお薬を忍ばせるとか……」

誰もがすぐ思いつくような裏工作の定番を語り聞かせたシャンハイに、松山は目を見開き、わなわなと震えだした。

松山「バケヤロウ!!! 何てことを思いつくんだシャンハイ!!?
    そんな子に育てた覚えはないぞ!!? ちょっとそこに座り……肩に? まぁいいか。
    いいかシャンハイ。 相手が憎いかな〜てなっても、サッカー選手が踏み越えちゃいけないラインがあってだな。
    第一、守矢は女の子や女性揃いじゃないか。 そ、そんな過激なことして万が一のことでもあれば……!」
シャンハイ「(よかった……一瞬慌てましたけど、根っこはいつもの光様です)」

誰に言い訳をしてるのか、主人の慌てふためく姿に不謹慎と思いながらもクスリとシャンハイは笑ってしまう。

松山「何でクスクス笑ってるんだ? シャンハイ? 俺はほんとに守矢が憎いぞ嫌いだぞ。いつか痛い目見せて……」
シャンハイ「ハーイ。きっちんとお返ししましょ。私もお供します♪」

こうして、松山の心境と、守矢への感情図に変化が起きた以外は……。
地霊殿の夕食後の一幕は、それなり将来の平穏を約束する形で、恙無く過ぎていった。



0ch BBS 2007-01-24