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【再会の地】ファイアーモリブレム17【アリティアへ】


[341]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/06/30(水) 13:56:54 ID:???
〜アリティア王宮〜

ドーガ「肉だーー!!肉もってこーーーい!!」

アベル「おいおい、どれだけ食えば気が済むんだ?ったく…」

嗜めるように言うアベルの表情は穏やかそのものであった。
なぜなたアリティア解放を祝う祝賀会の真っ最中であったからである。
特に彼ら王宮騎士団にとっては、本懐を遂げたとでも言わんばかりの状況なのだ。
見習い従騎士である後輩たちを巻き込んで、大いに盛り上がっていた。

ジェイガン「モロドフ殿。ついにここまでこれましたな…」

モロドフ「長いようで短い2年でありましたなァ…
     多くのものを失いましたが……王子は得たものも大きそうですね」

ジェイガン「うむ。これまでの数々の戦を通し、王子は一回り二回りも成長なされた。
      今では立派な同盟軍の盟主…このジェイガン、感涙の極みでありますぞ」

モロドフ「これこれジェイガン殿。まだ我々にはやりのこした事が山ほどありますぞ。
     ドルーア帝国を倒すまで…我々でしっかりと王子をフォローしていきましょう」

ジェイガン「モロドフ殿…そうですな。私も機会があれば戦場で剣を振るいましょうぞ!!」

モロドフ「ほっほっほ…年寄りの冷や水はほどほどになされ。どれ、わしは少しばかり席を外しますぞ。
     さすがに少し酔いに負けてきてしまってな…風にでも当たってきます。
     ジェイガン殿。マルス王子だけのことではなく、森崎殿のことも…宜しく頼みましたぞ」

ジェイガン「うむ。彼はまだ若いながらもこのアリティアの将来に絶対に必要な人材だ。安心なされいモロドフ殿」

一人よたよたと部屋を出て行くモロドフを尻目に、ジェイガンは森崎の行方を探す。
王宮のほとんどの広間を使った盛大な宴だ。探し回るのも一苦労である。


0ch BBS 2007-01-24