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【再会の地】ファイアーモリブレム17【アリティアへ】
[433]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 14:55:03 ID:???
派手に盛り上がった勝利の宴から一夜明け、アカネイア同盟軍の多くの者は明日の試合に備えて、アリティア城の広い中庭へと出かけていた。
そんな中、物資補給を命じられたジェイガン、レナ、バヌトゥ、マリアは武器屋へと足を運んでいた。
ジェイガン「(王子の命で、ホルスタット将軍のキラーランスは輸送隊へと預けられたままだ…
やはり、自分の武器は自分で用意しろということなのであろう)」
マリア「うわ〜〜!!カモメさんがいっぱい飛んでる!すごいすご〜〜い!!」
レナ「うふふ、マリア様、足元にお気をつけくださいませ」
アリティアはカダインとドルーアの内海に挟まれた位置にある国である。
穏やかな気候と豊かな自然を前にして、山地マケドニア出身のマリアやレナは非常にほころんでいた。
そして、その二人の姿をバヌトゥはゆったりと眺めていた。
元気にアリティアの平原を駆け回るマリアに、ナーガ族の末裔の少女の姿を重ねて見てしまうのだ。
バヌトゥ「(チキや…もうすぐじゃ、もうすぐお主に会いに行けるぞ…)」
先日アリティアの首都アンリの民家にて、バヌトゥは村人から『ラーマン神殿』の情報を聞いて回っていた。
アリティアのエリス王女はガーネフに攫われている。アリティアの末裔にもかかわらず、彼女が命を奪われずにいるのは
恐らく彼女の強大な魔力を欲してのことだろう。そこでバヌトゥはナーガ族であるチキの力も
彼に狙われているのではないのだろうかと考えた。
ガーネフの対抗策のキーである光と星のオーブが奉られているというラーマン神殿のことを調べるうちに、意外なことも分かってきた。
そのオーブを守っているのは白き竜の女神なのだというからだ。
バヌトゥ「(マルス王子たちはグルニア遠征の途中でラーマン神殿に立ち寄ると聞く。
待っておれチキや。かならずわしがお前を探し出してみせるからな…)」
そうこうして、四人はアリティアの武器屋へとたどり着く。
店舗は縦長に沿って長く作られており、小奇麗な緑色の棚が印象的な店であった。
店主「いらっしゃいま…おおう。ジェイガンの旦那!ひっさびさだなぁ!!
うちのアベルは元気でやってるか?」
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0ch BBS 2007-01-24