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【再会の地】ファイアーモリブレム17【アリティアへ】


[480]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/07/01(木) 21:25:51 ID:???
チェイニー「俺の『変身』はな、短時間だが相手と同じ能力になれるっていう優れものなんだ。
      あんたの優れたサッカー技術…そっくりそのまま真似させてもらうぜ!」

森崎のやや華麗なドリブルも、ヒールリフトも、
あまつさえ多彩なセービング技までも全て綺麗に真似をされ、さすがの森崎も気分が悪くなり始めた。

森崎「(なんだこれ…胸糞悪い…必殺技をこうも簡単にパクられるなんて……)」

どこかのサッカー小僧が、人の技術をすぐに自分の物にすることを酷く嫌っていた森崎は、
チェイニーに似たような感情を覚えはじめた。だが、その黒い感情はすぐに消し飛んだ。
なぜなら、彼にはどうしても真似できないことがあったからである。

チェイニー「(ぐはっ……ぐほっ……な、なんだこいつの技…とんでもねぇほど体力を消費する……ば、馬鹿じゃねぇの?)」

サムソン「…なにやら様子がおかしいな」

森崎「まさか……体力(ガッツ)だけはコピーすることが出来ないってオチ…か?」

息も絶え絶えで地面に這いつくばるチェイニーを見て、森崎は心配そうに尋ねる。

チェイニー「ご、ご名答……ちなみに俺の今のガッツは 0/360 だ…ぜ……ガクリ」

サムソン「気を失ったな……」

森崎「…10分休憩。その後、本格的な練習に移るぞー…」

そう簡単に他人の物まねなどできるはずも無い。森崎はほんの少しだけ安心したという。


森崎「では、改めて練習の指示を出すとするか。さて…なにを指示するべきか…
   サムソンさんは足も速く、ボール捌きも上手い。加えて守備も任せられるユーティリティープレイヤーっぽいな。
   そして問題のチェイニーだが…あいつは変身しない状態じゃはっきり言って雑魚以外の何者でもないし…さて、どうする?」


0ch BBS 2007-01-24