【ｱｯﾌﾟﾀﾞｳﾝ】小田Ｊｒ．の野望１６【ｽﾄｰﾘｰ】

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[655]小田ジュニアの野望：2010/06/29(火) 03:52:07 ID:46ZOSOyQ
いつの間にかジュニア達も含めて道交う人々が足を止めスタンディングオベーション状態で息を呑む。
時折光る汗ですら美しく、石造りの道中であるはずにも関わらずそこには他の情景…たとえば
森林の中の清い泉であったり、遥か北方の極寒のブリザードだったり、男と女の恋模様が様々な形で
描かれていく。

小「そうか…俺に足りなかったものはこういうことなのかも知れない…」

一度は失った自信。音楽だけでなく芸術に関する不安。そういったものを吹き飛ばす瑞々しさに
当てられてジュニアは自分が何で音楽をやっていたのかを思い出す。

フラウ「すごい…何が凄いのか全然わからないんだけど…でも…何故だか涙が…」

悲しい情景でもないのに涙ぐむフラウ。自分の背丈より大きい彼女を
ジュニア手繰り寄せ、２人は身を寄せ合う。

前次写

0ch BBS 2007-01-24