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【アップダウン】小田Jr.の野望16【ストーリー】


[818]小田ジュニアの野望:2010/07/02(金) 00:22:29 ID:Ns8FzNYk
そこは和室の6畳間。昔からの由緒正しい田舎造りで、今とは違い年代物の大きな丸い柱により
どっしりと建物を維持していた。壁はあくまでも外を遮断するための風除け。なので、障子と
襖を開け放たれたそこは非常に風通しがよく、山の中腹ということもありクーラー要らずで
快適だった。

小「すいません。瀬名監督…ちょっと亜沙里…さんの調子を見に来たんですけど?」

ジュニアが行った時には既に亜沙里の足首には包帯が巻かれており、安静に出来るように
蚊帳の中の純和風の布団で横にされていた。

瀬名「小田君?…ん〜…亜沙里ちゃんはどうしたい?」

なんとなく何かを察した瀬名は亜沙里に呼びかける。女性監督である事からなのか、どちらかといえば
男の意見よりも女の意見を聞く傾向にある瀬名なので亜沙里が拒否をすれば諦めてもらうつもり
だったのだが、楠原亜沙里は意外なことに(?)小さく頷くだけだった。

瀬名「あらまぁ。亜沙里ちゃんも隅に置けないわね。おばちゃんは撤退しましょ…おほほ…」

と少しおどける南葛随一の美人監督今川瀬名。
奇妙な空気を察し、少しでも空気を和らげようとしたのかもしれない。


0ch BBS 2007-01-24