【霧雨魔理沙】キャプテン霧雨53【人生最悪の日】

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[920]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2010/07/06(火) 00:22:30 ID:???
そこで一旦会話は途切れ、無言が続く。
居心地が悪いというわけではないのだが…しかし、諏訪子は妙にそわそわとしていた。
試合前の緊張かな、と魔理沙は気にせず出されたお茶に手を伸ばす。

魔理沙「（むむむ、やっぱり夏は冷たい麦茶だよな）」

諏訪子「………あのさ、魔理沙」

魔理沙「…ん？」

諏訪子「……ありがとう」

魔理沙「なんだよ、藪から棒に」

そわそわしていたかと思えば、急なお礼。
ワケも意図もわからず、なんとも言えない表情のままに答える。
こいしはシリアスな空間に彩りを添えるべく、勝手に煎餅に手を出している。

諏訪子「早苗のこと。あの子、色々と悩んでたみたいだからさ……」

魔理沙「悩む、ねぇ」

バリバリボリボリ

諏訪子「うん、ちょっとまぁ色々とあって」

そこで言葉を少し濁す諏訪子。
どうやら、あまり魔理沙には話したくない「色々」のようだった。

前次写

0ch BBS 2007-01-24