【ゴルゴム】ラインライダー滝第十話【最後の日】

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[132]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2010/06/30(水) 17:50:12 ID:???

D：GODについて

滝「実は前にアポロガイストとかいう気障な男に遭遇したんですけど、そいつが言ってたんですよ。
　　『我がGOD機関は蘇り、他の秘密結社と結託した』とかなんとか。
　　で、いつドンパチするかわかりませんし、今のうちにそのGOD機関とかいうのがどういう組織なのか聞いとこうと思いまして」

　滝の言葉を聞き、敬介は一転して真剣な表情となった。

敬介「……その話か。俺も先輩から聞いた時は驚いたよ、まさかGODの奴らが蘇るなんてな。
　　　わかった、俺の知っている限りの話をしよう。
　　　GOD機関は世界の対立している大国が水面下で手を握って組織した秘密結社だ。
　　　奴らは神話に登場する神や妖精、英雄や怪物などをモチーフとした神話怪人や、
　　　世界中の悪人の遺伝子と動物を合成したGOD悪人軍団を率いて日本全土の壊滅を狙っていた。
　　　アポロガイストはそのGOD秘密警察の第一室長だった男だ。いわば大幹部だな。
　　　そしてもう一人、キングダークと呼ばれる巨大なロボットの大幹部も存在していた。
　　　アポロガイストが蘇った以上、キングダークも恐らく復活しているだろう。
　　　俺の知っているのはこのくらいだ。一度壊滅しているとはいえ手強い組織だった、戦う時があれば油断は禁物だぞ。
　　　特にアポロガイストは強く、そして狡猾だ。一瞬の油断が命取りになるぞ」

滝「（とりあえずあのアポロガイストって奴と、キングダークとかいうのに気をつければいいのか。
　　キングダークってのはでかいロボットらしいし、GODと戦うときは一応魁やチーフを連れてった方が良いかもな）
　　ども。参考になりました」

敬介「いや、このくらいならお安い御用さ」

　そういって微笑む敬介と別れ、滝はベンチを後にした。

滝（さて、まだ時間はあるし他の奴とも話はできるな。他に誰か話をしとく奴は……）

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0ch BBS 2007-01-24