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【ゴルゴム】ラインライダー滝第十話【最後の日】


[527]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/07/19(月) 00:23:58 ID:???

A:東邦vs頑駄無

滝「うーん、迷うけどここは先に頑駄無を見ておくか。真司さん、そのまま頑駄無と東邦の試合をお願いします」

真司「任せとけ!」

 そして、真司がカメラをいじる事数分の後、今度はスクリーンに準決勝、東邦vs頑駄無の試合が映し出された。


〜準決勝、東邦vs頑駄無の章〜

 東邦学園高等部、自他共に認めるサッカー強豪校にして優勝最有力候補である。
 が、今年の夏、彼らの通ってきた道のりは正しく苦難の連続だった。まず最初の試練は生田(仮)との試合である。
 全国前の軽い調整のつもりであった試合にまさかの1-6の惨敗。この試合において彼らのプライドは後形もなく消し飛ばされた。
 そして、次の試練はその試合のすぐ翌日に訪れた。全国を目前にして日向が失踪したのである。
 ヒューガーの社長室に「数ヶ月修行をする。夏は好きにしろ」と書かれた書置きを残して忽然と姿を消した日向。
 これによって東邦学園は大会目前にして絶対的なストライカーを欠く事になったのだ。
 日向の失踪は更なる波紋を呼んだ。今度は日向に絶対的な忠誠を誓っていた東條が試合への不参加を決め込んだのだ。曰く、

東條「日向さんがいないんじゃ活躍しても英雄になれないじゃん。日向さんが帰ってくるまで俺も試合に出ないから」

 との事であった。
 こうして東邦学園はストライカーに続いて鉄壁のボランチも失い、戦力は恐ろしい程に低下した。
 この絶望的な戦況の中、残された東邦レギュラー陣は奮起した。
 彼らとて1-6という生田(仮)との試合結果を笑って済ませられる程自堕落はしていなかったのだ。
 特に臨時でキャプテンに復帰した藤川、そして日向のおまけもしくは犬呼ばわりされていた反町の二人の士気の高さは凄まじかった。
 大会までに残された数日間で彼ら二人はもう特訓で能力を伸ばし(改造人間反町は特に特訓の効果が高かった)、
日向のワンマンチームだった時には特に重視されていなかったチーム間でのコンビネーション練習も積極的に行った。
 結果、全国大会では激減した戦力で並みいる強豪校を相手に大差とは行かずとも堅実に得点をして勝利を重ねる事ができた。


0ch BBS 2007-01-24