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【ゴルゴム】ラインライダー滝第十話【最後の日】


[588]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/08/16(月) 21:41:14 ID:???

 一方の東邦サイド。
 土壇場で同点に追いつかれた彼らではあったが、士気はそれほど下がってはいなかった。

藤川「今のはしゃーない。ありゃ日向のネオタイガークラスの破壊力だ。右手の使えない若島津じゃそうそう止められん。
   (……仮に右手が使えていたとしても今の若島津じゃ止められなかっただろうけどな。
    本人は否定するだろうが、最近は格上が日向しかいないせいもあって多少なりとも天狗になっていたようにも見えたし。
    積極的に前に出てこなくなったのがその証拠だわ)」

若島津「……」

 藤川の言葉に、立ち上がった若島津は反論をせず左拳を血が出るのではないかという程の勢いで握りしめる。

藤川「んで、どうする? 点取られはしたがまだ同点。残り時間は五分かそこらだ。PK狙いでいくか?」

丈「冗談を言うな。今日の俺が言う資格はないだろうが、五分もあるのなら十分に点は取れる」

反町「怪我してる若島津にPKも任せるっていうのは酷な話ですし、俺もここは三点目を狙っていくべきだと思います」

 周囲を見れば、全員が口には出さないものの同意見であるといった表情をしていた。

藤川「やーれやれ、なんだかんだで全員日向の攻撃スタイルに感化されちゃってるわけか。ま、俺も攻める気だったけど。
   カウンターされて負けるにしても、最後まで東邦らしい攻撃的サッカーで行くとしますか!」

 そして、いよいよ準決勝は最終局面を迎える。



一旦ここまでです


0ch BBS 2007-01-24