【ゴルゴム】ラインライダー滝第十話【最後の日】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[772]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2010/09/03(金) 00:27:09 ID:???
ふらのの選択→クラブ9→慈円手入が何かしたそうな目をしている！
南葛の選択→スペードA→松山の雪降し（地獄行き）オーバーだ！

魚住「……ここは松山で来る。ふらのがここ一番で頼るのはやはり松山のはずだ」

　南葛の選択、それは松山の警戒だった。
　これまでふらのと対戦してきた経験から、彼らが最後に頼るのは松山であるという先入観があったのだ。
　一方、ふらの陣営では慈円手入がここは自分が決めると主張していた。

慈円手入「兄貴、ここは俺に任せてくれ。認めたくはねえが奴らの守備力はかなりのもんだ。
　　　　　兄貴やマツヤマ、ツルギの体力は温存したい。それに俺も南葛にひと泡ふかせたいからな」

矢車「ここでディフェンスリーダーのお前がしくじればカウンターで失点する確率は跳ねあがる……それはわかっているな」

慈円手入「カゲヤマなら俺抜きでも早々失点はしない。そもそもここで俺が決める以上そんな心配は無用だ、兄貴」

矢車「……良いだろう。慈円手入、奴らに地獄を思い知らせてやれ」

　失敗をすると微塵も思ってはいない様子の慈円手入に、矢車はこのチャンスを託す事にした。

実況「さあふらののコーナーキック。キッカーは○池君です！」

○池「ハァ……どぉせ俺なんか」

　とてもパスを蹴る人間の言葉とは思えないようなセリフを吐きつつ、ボールを蹴る○池。
　そのボールは高い軌道を描きながら慈円手入の元に向かう。

魚住「松山じゃない！？」

慈円手入「当てが外れたようだな猿ども！　食らいやがれ！　これが俺が新たに習得した技の一つ……ローリングバルカンだ！」

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0ch BBS 2007-01-24