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【さらば】森崎in異世界完結編【遠き日】
[24]キャプ森ロワ:2010/06/26(土) 19:34:04 ID:74HDYPSI
シュナイダー「これは…スコアブックか?」
渡されたものは自分達が使用していた各々のスコアブックであった。
ジョアン「それを持っていればこっちの記憶も持っていけるじゃろう」
ドーガ「本当か?こんな紙切れで…?」
森崎(そういやこの紙切れアルスやリンダが何かしら魔力があるって言ってたな…
まさかそんなご大層なモノだったとはなぁ…)
森崎は自分に渡されたスコアブックをひらひらとさせながら眺め、その後大事にポケットにしまい込むと、
ふと森崎の視線の端にキラリと輝くものが目に映る。そしてそこには今まさに残りかすのような碧の光が
消え失せようとしているハロが地面に落ちていた。それをおもむろに森崎は拾い上げる。
森崎「結局あいつには礼すら言えず…借りも返せず仕舞いか…」
シュナイダー「それはお前だけじゃない…俺も…いや俺達全員にとって大きな借りだ…しかも返す事が出来ない…な」
チキ「ううぅ…カミーユお兄ちゃんだけ仲間はずれで可哀相だよぉ…」
確かに自分達は勝利した。しかし絶望的な状況から反抗の切っ掛けを作ったのは間違いなくカミーユであり、
そのカミーユとは別れの言葉すら言えずにすでに彼はもういない。そして彼だけはここの記憶すら無くしてしまうのだ。
チキではないがそこに理不尽なものを感じるのは森崎たちも同じであった。そして自分の持つハロを見やった後、
レナスの前まで歩み寄り、ハロを差し出す。
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0ch BBS 2007-01-24