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【さらば】森崎in異世界完結編【遠き日】
[47]キャプ森ロワ:2010/07/09(金) 11:50:28 ID:???
レナス「悪いがそろそろいいだろうか?余り時間が無いのでな…」
ヤン「ああ…済まない…やってくれ」
そしてヤンが光に包まれゆっくりと上昇してゆく。
シュナイダー「提督!本当に色々とお世話になりました!!」
森崎「提督には世話になりっぱなしで何も出来なかったけど…色々とありがとうございました!!」
ピエール「どうか末永くお元気で!!」
だからせめて最後に自分の思いの丈をぶつけるようにそれぞれが大声を張り上げる。
それに対し魔術師は柔らかにそして静かに微笑んだ後、姿を消した。
シュナイダー「皆行ってしまったな…」
森崎「ああ…」
これで残るは自分達だけ。そして無言でいるピエールをチラリと見ると、まるで捨てられた子犬の様に今にも
泣き出しそうな表情だった。しかし今ばかりはそれを茶化す気にもなれない。自分も少しでも気を抜くと
同じようになるのは明白だったからだ。
レナス「さて…残るはお前達だな…」
レナスの言葉で何となく周りを見渡すとこの世界の殆どが闇に覆われていた。そして少し離れた所に
ジョアン、アルシオン、コインブラの姿が目に入る。その表情は全てを受け入れ、とてももうすぐ消える運命とは
思えないほどにすがすがしいものだった。彼らがもはや森崎たちに声を掛ける事は無い。彼らとしては対話ならば
先ほどの勝負で終えており、そして加害者である自分達が偉そうに見送る資格も無いと思っているからだ。
そして彼らが無言で見守る中、森崎達は光に包まれ、ゆっくりと上昇してゆく。
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0ch BBS 2007-01-24