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【さらば】森崎in異世界完結編【遠き日】
[80]キャプ森ロワ:2010/07/27(火) 21:36:42 ID:???
「パプティマス=シロッコ!」
『カミーユ=ビダンか…』
「こんなことをして、お前は何をなそうとしているんだ!?」
『…俗人には理解できんだろうな』
「出来るわけがない!あんなものが落ちたら地球は誰も住めなくなる!
お前の名は非人道的な悪行をなした男として忌み嫌われる事になるんだぞ!?」
そう、まるで理解できない。行為そのものも無論そうだったが、パプテマス・シロッコという男がこれを行っていると言う事こそ
一番理解できない。シロッコは確かに傲慢ではあるが、彼の場合その傲慢さは優秀さから来ているところが大である。
パイロット技術も無論の事、政戦両略に秀で、人を引き込むカリスマ性も持ち合わせまさに天才と評すべき人物。
だからこそ大勢が決した今、このように戦略的にもなんら意味の成さない殆どヤケとも言える見境の無い大量虐殺に手を
染めようとするほど愚かな人物ではない。…少なくとも次のシロッコの返答を聞くまではカミーユはそう思っていた。
『ふふふふ…私という存在が人々の記憶に残るのならそれでいい…それだけでな』
「存在?…記憶?シロッコ…何を言っている…?」
一瞬シロッコが何を言っているのか本気で理解が出来なかった。しかしここに来てシロッコから発せられる
違和感の正体に気が付く。彼が抱えている感情…それは絶望だった。
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0ch BBS 2007-01-24