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【さらば】森崎in異世界完結編【遠き日】
[91]キャプ森ロワ:2010/07/27(火) 21:50:54 ID:???
「シロッコ…お前は最後まで気づかなかったんだ…その傲慢さが自分自身を追い詰めてるって事に…
人はもっと謙虚になるべきなのに…」
彼の最後の言葉から、今戦っていたパプテマス・シロッコはオリジナルのクローンであったと言う事をカミーユは理解していた。
しかしいかにクローンであろうと彼がシロッコであるという事には変わりは無く、その傲慢さ故に自分が何者かのコピーと言う事に
耐えらなかったのだ。だからこそ彼はアクシズ落しを敢行する。たとえ悪行であろうとも、パプテマス・シロッコという
一個人で自分自身の名を残すために。だが一方ではやはり最後の言葉からその自分自身の存在すら
疎んじていたのではとカミーユは思っている。
『俺は…この世界を肯定する…!』
ふと脳裏に浮かんだ記憶。かつて同じような事があった。この言葉がいつどこで放たれたものかは分からないが、
一つだけはっきりしている事は、この言葉の主はシロッコと違って別世界の自分も受け入れ、
今の自分もまた自分であると受け入れていたはずである。そんな事をぼんやりと考えていると、ふと目に入るモノに視線を止める。
それはコクピットに飾られた掌サイズのハロ。カミーユにはいつからこれを持っていたのかはまるで記憶が無い。
最初から無かったかもしれないし、最初から持っていたような気もする。しかし持っていると不思議と心が落ち着くので
何となくお守り代わりにと常に携帯していた。
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0ch BBS 2007-01-24