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【奇跡を起こす】幻想のポイズン37【何度でも】


[668]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/03(土) 17:08:51 ID:???
>F.「…………!」 ボールを持って素早くキックオフの準備をする
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反町(今、かける言葉なんてものは無い……! 今は言葉なんてものより……行動で示す時だ!)

落ち込む者達にどんな言葉をかけようとも、それはあまりにも空虚なものとなるだろう。
ならば、と……反町はゴールに押し込まれたボールを素早く手に持ち。
ダッシュでセンターサークルまで戻り、キックオフの準備を始める。
まだ試合時間は残っている……まだ、諦めきれるような時間では無い。
もう1点取れば、延長戦に持ち込める……そう信じて、反町はボールをセンターサークルへと置く。

穣子(反町……あんたは……。 ……そう、よね。 諦めるのは、簡単……だけど……)
リグル(エースは……エースは、諦める事を許されないんだ!
    シュートはもう打てないけど……でも、私も何か出来る……筈なんだ!
    私はエースだ……! エースがいるチームは負けないんだ! ……負けさせない!!)
穣子「みんな、行くわよ! まだ時間は8分残ってるんだから! あっちは3分でゴールを奪ってきたのよ!?
   倍以上残ってるんだから、取れない道理は無いでしょう!?」
静葉「……そうね。 その通りよ、穣子」

反町の背中を見て、再び闘志を燃やしたのは――この幻想郷に反町が来て、恐らくはいい意味で一番変わっただろう穣子とリグルの二人。
穣子の言葉にはすぐさま静葉が賛同し……他の者達も同調し始める。
諦めるのは……後悔をするのは全力を賭して戦って、試合終了の笛が鳴ってから、幾らでも出来る。
しかし、それまでは……ただ前を向いて、最後の最後まで戦いきらなければならない。


0ch BBS 2007-01-24