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【奇跡を起こす】幻想のポイズン37【何度でも】


[71]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/06/27(日) 18:05:51 ID:???
一方、点を決められたオータムスカイズ――そのFW陣はといえば、各々が不安と焦りを混ぜたような。
何とも言い難い表情をしつつ、ゴール前で項垂れるDFやGK陣に目を向けていた。
後半戦は守備に参加をするなと言われたリグルは、疲弊しきった様子の守備陣を見て。
果たして本当にこのまま守備に参加せずに大丈夫なのかと不安を抱き。
逆にこの試合まるで試合から消えてしまっている橙は、有り余った体力で守備に参加しようと思うも……。
それはどう考えても無謀だと、しゃがみこんで頭を抱えながら自身の守備力の欠如を呪う。
そして、反町は地面にへたり込み真っ赤な顔をしながら汗を垂らすレティ。
諏訪子との接触により、腹を強打してしまい今すぐにでも治療が必要な穣子。
更にはもはやあの切れ味抜群のタックルを放つ事は不可能な程疲労し、肩で息をしているヒューイを見て焦りの表情を浮かべるのだった。

リグル(も、もうDFでまともに動けるのはチルノと妖精1だけじゃないか……! やばいよ……!)
橙(わ、私に守備力があれば……余ってる体力を使って守備に回れるのに!)
反町(もうレティさんはチルノの発射台にもなれない……! ヒューイも、あのパスカットは出来るかもしれないけど。
   切れ味抜群の、ヒューイの一番の持ち味の鋭いタックルは出来ない……。
   そして、穣子も体力はまだ少しは余裕はあるけど怪我をしてる……!
   俺だって、守備参加はまるでしてないけど体力が余ってる訳じゃないんだ……!
   全員を交代したいような状況だけど、残る交代枠は一つだけ。しかも、時間はまだ30分近く残ってて点差は1点!
   くそっ、とにかくみんなに声をかけないと……)

思わず悪態を吐きたくなる反町だったが、キャプテンである以上はそれは出来ないと自分を殺しつつ。
あくまで毅然とした態度をとりながら、ゴール前でたたずむ守備陣の元へと駆け寄る。

レティ「キャ、キャプテン……」
反町「………………」


0ch BBS 2007-01-24