【奇跡を起こす】幻想のポイズン37【何度でも】

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[928]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/07/05(月) 17:20:21 ID:???
こうしてフィールドに２１人の選手たちが再び入場してきた所で。
観客席からは大きな歓声と、両チームを応援する声があふれ出す。
前評判では圧勝をするのではないかと思われていたオータムスカイズは、しかし、前後半９０分で追い込まれ。
守矢フルーツズは下馬評を覆す事が出来た、と言って過言ではない。
そして、オータムスカイズもまた、一度逆転を許しておきながらも残り少ない時間でＰＫをもぎ取り。
同点に追いつき、延長戦へと命からがら望みをつなぐ事が出来たのはやはり王者の貫禄と言っていいだろう。
４－４というハイスコアなゲーム展開、息もつかせぬ熱い攻防と、選手たちが見せるプレイ。
それらを見た観客達のボルテージは、一気に上昇をしていたのだった。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ！！

咲夜「凄い熱気ですね……お嬢様、大丈夫ですか？」
レミリア「ええ。　……それにしても、大会運営としては本当にありがたい程の理想的な試合展開ね」
パチュリー「どちらが勝とうが、負けようが……これだけ盛り上がってくれるのは運営側としては嬉しいわね。
　　　　　　……個人的には、大物食いという事で守矢に勝利してくれた方がより嬉しいのだけど」
三杉「そう簡単にはいかないだろうさ……点を取るという行為に関しては、オータムスカイズはズバ抜けて強い。
　　　Ｖゴール方式の延長戦なら、オータムスカイズに分はあるよ」
美鈴「キックオフから点を取れるかどうかですね……それだけに、ここは大事に攻めていきたいですけど……」

魔理沙「で、今度はどう予想すんだ、霊夢？　予想つってももうスコアは５－４しかねぇけどな」
霊夢「オータムスカイズが勝つわ。ＰＫ与えた時点で早苗の負けよ」
魔理沙「本当かぁ～？　お前、もし外れたらどうすんだよ」
霊夢「どうもしないわよ」

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0ch BBS 2007-01-24