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【奇跡を起こす】幻想のポイズン37【何度でも】


[963]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/05(月) 18:57:32 ID:???
>おいでませ魔界→ スペード10 =魅魔「知り合いに会いに行く。ただし佐野、お前は徒歩で」 ゲェー!?
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佐野「なにィ!?」

まずは知り合いに会いに行く……その事自体はまるでおかしくなく、至って普通な事。
しかし、何故か佐野の師匠である魅魔は佐野だけは徒歩でその道のりを行けという。
思わず佐野は驚き、魅魔に食って掛かろうとするが……。
魅魔はそれを軽くあしらいつつ、ウインクをしながら呟く。

魅魔「いいかい、佐野。 この魔界の道程は果てしなく険しい……」
佐野「だったら俺みたいなのが歩いたら危険すぎるだろ常識的に考えて!」
魅魔「馬鹿タレ! 危険だからこそ強くなれるんじゃないか!
   いいかい、この魔界で、徒歩で私達の目的地まで着く事が出来れば……。
   お前の弱点であるフィジカルは鍛えぬかれ、大きな武器になるよ!」
佐野「ぬぅー……」
魅魔「強くなるなら多少の危険はつきものさ!
   世の中には崖の上から転がってくる岩を砕いてパンチングを鍛えるキーパーだっているんだよ!?」
佐野「どんな化け物だよ……」

佐野は文句を言うものの、それでもやはり魅魔は取り合わず。
渋々、佐野は本当に嫌そうな顔をしながらも徒歩で目的地まで行く事となった。
因みに、流石に何も装備無しで行くというのは可哀想だと白蓮が提言してくれた為。
佐野は何故か聖輦船の甲板に置かれてあった鋼の鎧をつけさせてもらった。

ガチャガチャ……

佐野「動きにくぃ……っつうか! こんな鎧つけないと危険なの!? ねぇ、危険なの!?」
魅魔「それじゃあね、佐野! グッドラック!! 私達の目的地までは道が一直線だから迷う事は無いさ!」
佐野「師匠! ねぇ、聞いてる!? 危険なの!? ねぇ、鎧って必要なの!? ねぇ!?」


0ch BBS 2007-01-24