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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】
[226]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/07/07(水) 20:20:25 ID:???
静葉「一番の自慢であるパスを……簡単に奪われるなんて……!」
穣子(何も出来なかった……何も……。 パスで来ない相手に……私は……何も出来ない……!)
秋の空というチーム名を重く受け止めている、秋の姉妹。
その秋の姉妹にとって、自分達が何も出来ず……むしろ、自分達の責任で負けてしまったというこの事実は。
あまりにも耐えがたく、そして、痛烈過ぎるもの。
一番の武器を使っても役には立てなかった姉と、一番の武器を使わせてもらえなかった妹。
二人はただ肩を並べ……呆然としていた。
チルノ「うがあああああああああああああああああああっ!! ド畜生オオオオオッ!!」
大妖精(ごめん、ごめんねチルノちゃん……! 私が弱かったからチルノちゃんが勝てなかったんだ……! ごめんね……!)
リリーB(出番がないって思ってたけど……違う……。
出番がないんじゃない……出番をくれないんじゃない……出番を、与えられないんだわ……。
レベルが……レベルが……違う……。 私は……何も出来なかった……)
妖精1「折角鍛えてもらったのに……! 負けたら……試合に負けたら……意味ないじゃない!!
くそォォォォォォォオッ!!」
ゴール前で佇む妖精達は、自分達の無力感に打ちひしがれていた。
ブロックが得意なチルノも、相手がシュートで来なければ思うような活躍は出来ず。
シュートに対しては鉄壁を誇る大妖精も、一対一はあまりにも苦手。
妖精1は自分が昔に比べて強くなったとはいえ、それでもトップクラスの者達には敵わないのだと自身の実力を再確認し。
リリーBはただ、自分とリリーWが今まで起用されなかった理由を、今、実感していた。
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0ch BBS 2007-01-24