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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】


[306]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/07(水) 21:56:53 ID:???
こうして、一部の人間が一人ぼっちでいた事以外には、つつがなく試合は終了した。
反町は負けたという事実に改めて打ちのめされながらも、一同を纏めながら控え室へと戻り。
チームメイトの着替えを待つ為に、一人で控え室の前で立ちながらぼんやりと物思いに耽る。

反町(負けた……。 ……Jrユース前の大事な大会で……準々決勝止まり、か)

無論、準々決勝とはいえ、それまでが激戦の連続だったオータムスカイズ。
快進撃もそう長くは続かない、と言えばそれまでである。
しかし、事実として負けたというのは反町にとって暗い影を落としていた。
この大会は今までの大会とは違い、Jrユースに出場する為の選考に重要な意味を持っているのだ。
それを考えれば、準々決勝で終わってしまったという事実は……やはり痛い。

反町(……でも、いまさら考えても仕方ない……。
   負けたのは、事実なんだ……それを受け止めて……これからを考えていかないと)

何とか前向きになるように……と、自分に言い聞かせながら、今後に思いを馳せる反町。
そう……自分達の大会はもう終わってしまったが……しかし、次の大会の為に準備は出来る。
次の大会、反町は全日本には帰らず全幻想郷として戦う事を誓ったのだ。
その為に、今からでもレギュラーを取る為に出来る事はある筈なのだが……。

反町(……ああ、でも、もし選出されても大きな顔されるのかなぁ。
   準々決勝止まりは事実なんだし……また日陰者人生なのかなぁ……やだなぁ……)

何となく全日本Jrユース時代を思い出し、トラウマが再発しそうになる反町。
情けない顔でうんうん唸る反町だったが……。


0ch BBS 2007-01-24