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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】
[664]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/07/11(日) 20:53:38 ID:???
>食べる時の音はモニュモニュ→ ハート7 =ストローが二つついたジュース。ストローでハートが出来てる
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店員「お待たせしましたッッッ!! こちらがカップル専用メニューとなりますッッッ!!!!」
巨体を揺らしながら歩いてきた店員は、背筋の伸びたいい姿勢を維持しつつ。
その盆に乗せていたジュースを穣子、反町の間にトンと置く。
カップル専用メニューといいながらただのジュースなのかと反町は肩透かしを受けた気分になるが……。
しかし、よくよくそのジュースを見て軽く戦慄を抱いた。
まず、そのジュースのグラスは非常に大きく、人一人ではとてもではないが飲めそうにない量が入っている。
そして、何よりもそのジュースはたった一つしかテーブルに置かれず……。
グラスにはハートの形をした二つの口があるストローが、突き刺さっているのだった。
店員「ごゆっくりどうぞッッッ!!!」
後は若い者、二人でゆっくりしていってねと言わんばかりに店員は素早くその場を去り。
後に残ったのは目を点にしてグラスを見つめている反町。
そして、こちらもまた予想外の品が出てきた事に驚いている穣子だけである。
しばらく、二人の間には沈黙が流れるのだが……。
穣子「……んじゃ、飲みましょう!」
反町「えええっ!? い、いや……だってこれ……」
穣子「あ? 何よ、私とじゃ不服だっての?」
反町「そういう訳じゃないけど……」
突如穣子はパチンと両手を合わせて、早速飲もうと反町を誘い。
それに対して反町は焦った様子でまごまごとする。
反町一樹もまだ中学三年生――まだまだ青い少年なのである。
そんな反町にとって、普段は決して女性として意識はしないとはいえ。
穣子と共に同じグラスのジュースを飲むという行為は、どうしたらいいのかと迷う程のショッキングな事態なのであった。
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0ch BBS 2007-01-24