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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】
[670]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/07/11(日) 21:44:26 ID:???
>A.男は度胸、飲むぞ!
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反町(ぶっちゃけ凄く恥ずかしい……んだけど……)
どうしても断れない、という雰囲気が何故か周囲に充満をしていた。
そして、何よりも反町は恥ずかしがりながらも内心では穣子と共にジュースを飲みたいという思いも抱いていた。
なんだかんだ言いながら、穣子も幻想郷の女の子らしく、黙っていれば可憐な少女に見える程かわいらしい顔立ちをした神様。
青い少年である反町にとって、そんな可愛い少女と一つのジュースを飲むという機会などというのは逃したくないものだった。
反町(ええい、男は度胸……なんでもやってみるもんさ!)
パクッ
穣子(おーおー……ゆでダコみたいになっちゃってまあ……)
反町(こ、こっち見るなよ……)
勢いよくストローに食いついた反町は、そのまま伏せ目がちにしながらジュースを飲み始める。
青い色をしたジュースは、あの店員が用意をしたものとは思えない程に甘く。
しかし、それでいて決してしつこくは無い味。
スッキリとした飲み心地で、反町はゴクゴクと喉を鳴らせながらジュースを飲むのだが……。
穣子が真正面からこちらを見ているのに気づき、やはり頬を真っ赤に染める。
お互いが口を突き出す形で真正面から、至近距離で向き合う事でいつも以上に近くから見る穣子の顔。
金髪でサラサラの短髪は、思わず撫でたくなるほどに美しく。
穣子の大きな瞳は、活発さと元気さ……そして、一欠けらの母性が混じった色を秘めている。
高くは無いが形の整った鼻に、小さく……薄く桃色に染まっている唇。
改めて近くから見て、反町はやはり黙っていれば本当に可愛いと……純粋に思う。
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0ch BBS 2007-01-24