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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】


[843]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/16(金) 21:08:10 ID:???
その高威力、高速のシュートに対して、超サナエは極限まで高められた身体能力。
そして、驚異的な集中力と類稀なる俊敏性を生かし、全力でのセービングに向かう。
確かに威力は凄まじく、フリーの状況から打たれた魔理沙のシュートは的確にコースを狙っていた。
しかし、それでもなお――全力となった超サナエの、全力でのセービングには今一歩及ばない。
超サナエの手は的確に魔理沙の放ったマスタースパークを捕らえ。
ボールは大きく跳ね返されてしまうのだが……。

超サナエ「と、止めた……これで……!!」
霊夢「行くわよ、早苗!」
超サナエ「あっ……!?」
萃香「っ! こ、今度も止める! ミッシング・パープル・萃香ちゃんが相手だァッ!!」

ババッ! グルンッ!!

その飛び上がったボールに向けて素早く反応を見せていたのは、万が一魔理沙が点を取る事に失敗した場合を考え。
ゴール前に詰め寄せていた、霊夢である。
その天賦の才とも言える驚異的なジャンプ力を生かし、霊夢は高く高く飛びながら得意とするオーバーヘッドの体勢を取り。
しかし、そこにブロックに入ったのは先ほどの魔理沙のドラゴンメテオを防いだ萃香。
いかに空中戦を得意とする霊夢といえど、シュート力は魔理沙には劣る。
先ほどのドラゴンメテオを防いだからこそ、今度も止められると萃香は確信をするのだが……。

霊夢「ただのオーバーヘッドじゃないわよ、これも」
萃香「えっ……?」
超サナエ「なっ……ま……まさか!?」
魔理沙「……またかよ、畜生!」

得意がるでもなく、威張るでもなく、ただ淡々とただのオーバーヘッドではないと宣言をする霊夢。
それを聞いて萃香と超サナエは愕然としたように目を丸くし……魔理沙は悔しがるように芝を蹴る。


0ch BBS 2007-01-24