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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】


[874]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/17(土) 17:52:53 ID:???
神奈子「!? くっ……私のエクスパンデット・オンバシラでも駄目かい……!!」
諏訪子「あーうー……」

基本的に遠い位置から打つ事を主眼とした神奈子のエクスパンデット・オンバシラの利点は。
センターサークル付近から放とうとも、決して威力が落ちないという点がある。
しかし、逆に言えばそれしか特色が無いものでもあった。
つまり、幻想郷全土で見れば見慣れた威力のシュート。
その程度のシュートならば、ここまで博麗連合のゴールを守りきっているキクリを通す事は不可能である。

ジョン「あーっと! 駄目です! 神奈子選手のシュートも通用しない!
    これまで天子選手の気炎万丈の剣! 諏訪子選手の空中神戦!
    そして、神奈子選手のエクスパンデット・オンバシラが次々と火を噴いていますが未だゴールは割っていない!
    なんと固い壁! 博麗連合キクリ選手、正に鉄壁のディフェンスです!!」

キクリ「さぁ、カウンターです! 駄目押しの3点目といきましょう!!」
諏訪子「ゲロォ!? しまった!!」

後半既に35分が経過し、未だ得点に結びつかない守矢フルーツズ。
再三にわたる攻撃にも、しかし、博麗連合のDF二人はまるで疲れる様子を見せておらず。
攻撃をする事に意識を向けすぎていたのか、全員が上がり気味の位置にいた。
そして、キクリは大きくボールをクリアーし、再び霊夢達にカウンターをさせようとする。
ここで博麗連合に3点目が入れば、当然ながら守矢フルーツズの勝利は絶望的。
一同は戦慄をするのだが……。

衣玖「空気を読んでパスカットに入りますね」
キクリ「なっ……!?」

パシィィィイイイイッ!!


0ch BBS 2007-01-24