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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】


[991]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/19(月) 19:15:46 ID:???
>D.「師匠……すまねえ!」 魅魔を追う
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白蓮「多野君!?」
星「聖……いい加減覚えてあげましょうよ、佐野君ですよ」

白蓮達の言葉を無視しつつ、佐野は部屋を退室して魅魔の後を追う。
自分が間違っていたとは思わない……力を求める為に、改造手術を提案したのも間違っていないと思う。
だが、魅魔が自分で自分を鍛えるつもりが無いのかと激昂するのも理解が出来た。
佐野を鍛える師匠として、魅魔が怒るというのも当然である。
佐野が追いかけると……魅魔は何やら廊下で立ち止まっており、佐野を待っていた様子。
未だに怒気を含んだその視線を見て佐野は萎縮しかけるが……。
それでもここは謝罪をするしかないと、頭を下げて魅魔に謝る。

佐野「すまねえ師匠……軽はずみな事を言って……!
   でも、俺はさっきのを間違っていたとは思わない! 俺は……強くなりたいんだ!!」
魅魔「……その気持ちはわかる。 だが、それでも肉体改造で強くなろうなんてのは下の下、以下だ。
   人間だって努力をすりゃ強くなれるんだよ……努力を、続ければね」
佐野「師匠……」
魅魔「時間はあと1ヶ月ある……それだけありゃ、十分だよ……佐野!」

言いながら、魅魔はステッキを振り……何も無い空間からボールを作り出す。
そしてそれを佐野へと投げつけると、笑みを浮かべて口を開いた。

魅魔「今頃、幻想郷に残してきた馬鹿弟子も……お前と同じく、目ぇ覚ましてくれてる頃さ」
佐野「?」
魅魔「なんでもないよ……さ、それじゃあ行くか佐野。
   魔界式の改造手術は出来ないが、魔界式の特訓はしてやる!」
佐野「お……おう!!」


0ch BBS 2007-01-24