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【道は険しく】キャプテンEDIT11【山は高い】


[576]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/11(日) 20:41:02 ID:???
小田「す、凄いですねキャプテン!(この人、会場の雰囲気に気付いていないのかな……)」

中川「や、やっぱりキャプテンは凄いですよ!(これをやったのは俺たちじゃない……この人なんだよ〜っ!)」

引き攣った顔で祝福を述べるチームメイトたちに、松山は振り向く。

松山「何を言ってるんだ中川? 俺たちのチームワークの勝利だよ! これだけの結果は、俺一人で残せるものじゃないさ!」

満面の笑みだった。爽やかな笑みだった。子供のような笑みだった。
そして、この表情をする松山に、今のチームメイトに否やを唱える勇気は無かった。
……元々そんなものを持っていなかったからから、松山のゲームプランに従ってしまったのかもしれないが。

加藤「そ、そうですね! あれだけ練習も頑張りましたしね!(暑さ対策にセーター着て練習とかな……アレは地獄だった)」

山室「お、俺たちは確かに強くなっていますよ!(もういいでしょ? これくらいで満足してくださいよ、キャプテ〜ン……)」

松山「ああ! 才能は無くても努力をすれば報われる! それがこの結果だ!」

ふらの中監督「あー……ゴホン……松山、気合いが入るのはいいが、オーバーペースなのはいけないな。
大会はまだまだ続くんだ。一試合ごとに全身全霊を振り絞っていては、肝心の決勝戦の前に力尽きる恐れもあるだろう?
二回戦からは、相手の実力に合わせた配分で戦ってみてはどうだ」

ここで口を挟むふらの中の監督。

松山「……そうですね。出し惜しみは相手に失礼かもしれないけれども、俺たちは何としても優勝しなければいけませんからね。
分かりました。二回戦以降のゲームプランは、もう少し抑え気味の物にしておきます」

ふらの中メンバー((ホッ……))

大人しく監督の言を聞き入れた松山に、胸を撫で下ろすふらの中一同。


0ch BBS 2007-01-24