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【道は険しく】キャプテンEDIT11【山は高い】
[625]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/07/11(日) 22:28:58 ID:???
〜夜〜
一っ風呂浴びて試合と練習の疲れを落とし、ロビーで人心地付く。
大前「ああ、さっぱりした。風呂は命の洗濯だな……汗を洗い流した後は、何だか気持ちいいや」
言いながら、自販機で買ったコーヒー牛乳など呷ってみる。
と、そこへ、
菱野「あ、大前さん! 丁度探していたところでしたわ!」
パタパタと小走りに寄ってくる菱野。彼女も風呂を頂いてきた後なのか、旅館に備え付けの浴衣に袖を通していた。
濡れて乾き切らない髪が肌に付かないよう、結い上げられている。
……期せずして、大前の好みのアップの髪形になっていた。
大前「あ。ひ、菱野さん。……どうかしたのか? こんな夜に――」
軽く動悸を訴える胸を押さえて聞いてみる。
菱野「ええ、今日の試合で取れたデータを纏めると、また大前さんのお役に立てそうな資料が仕上がりそうでしたので。
それで、どのような方向で検証するべきか、お伺いに参りましたの」
大前「ああ、例のデータを活かした特訓法か」
前にも何度かしてもらったことだった。
以前にもそれで、浮き球の扱いに関するイメージトレーニングや、苦手分野の補強などをしたことがある。
菱野「では、大前さん。どのようなデータをお望みでしょうか?」
大前(うーん、悩むなあ……どれも効果は凄いモノだったし……)
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0ch BBS 2007-01-24