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【アリティア】ファイアーモリブレム18【リーグ】


[142]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/07/08(木) 22:52:31 ID:???
片桐「そこで、彼に変わる人材が急遽必要になった。
   といっても、ただの穴埋めを選ぶために君たちを訪ねてきたわけではない。
   これは新たな海外組みを選ぶための選考試合でもあるのだよ」

新田「! そ、それってつまり…!」

片桐「そういうことだ。私としては、岬、中山。君たち二人を是非とも招待したいところなのだが…いかがだろうか?」

だが片桐の思惑とは違い、岬も中山もこの提案を蹴った。
理由としては、岬はいま夏の選手権を前にしてチームを離れるわけには行かないと道徳的な返事をし、
中山は、中学生時代に受けた傷の後遺症が完璧に癒えるまでは海外に挑戦する自信は無いと言う。

岬「片桐さん。代わりといってはなんですが、僕たちが推薦をしてもよろしいでしょうか?」

片桐「君たちの意見は尊重しよう。誰を推薦するんだい?」

その結果選ばれたのが、入学と同時にFWのレギュラーを獲得し、岬に次ぐ得点力を身につけた新田。
そしてブロックに関しては中山以上の才能と実力を秘めている石崎の二人であった。

岬「(しかし…今の日本サッカー協会の成長はのくの予想の範疇を圧倒的に越えている。
  これでは日本のサッカーを裏から支配するという僕の野望どころではない。
  むしろ、このままでは日本のサッカーが世界のサッカーになりえるかもしれない現状だ)」

岬が自分が遠征に参加しなかったのにはもう一つの理由があった。
この一年で自分のシュート技術を徹底的に叩き込み、自身の右腕として従えた新田をテスターとして潜り込ませたかったのである。
果たして日本のサッカーのレベルは、いま世界と比べてどれほどまで成長しているのかどうかを。
それと同時に、自分もまた海外サッカーへと返り咲くことが出来るかを見極めようとしていたのである。

岬「(彼がもし森崎や日向、松山相手にある程度の実績を残せるのだとしたら…
  僕もうかうかしてられない。日本サッカーを牛耳るためには、世界に出ないわけには行かなくなる。
  願わくば…新田。全く結果を残せず傷心状態で帰って来るんだよ。またたっぷりと鍛えなおしてあげるから。…くすっ)」


0ch BBS 2007-01-24